うさぎって小学校の校内で飼われていませんでしたか?小屋の掃除当番があり、ニンジンをあげたりしたことはありませんか?
うさぎは昔から馴染みのある動物ですが、近年ではペットとして人気が高くなっています。ただ犬や猫に比べるとまだまだ周りで飼っている方が少ないのも事実です。
そんなうさぎと言えば大きな耳に大きな瞳が印象的ですが、その他にもたくさんの魅力や特徴があります。
実は人懐っこい
うさぎは人懐っこく飼い主に懐きます。
もちろん個体差がありますが飼い主との信頼関係が出来ていれば、うさぎから寄ってきてくれ足元をウロウロして離れたがりません。うさぎによっては指をペロペロと舐めてくれたりもしますよ。
うさぎと一緒に生活していくうえで、懐いてくれば可愛さが倍増すること間違いなし。
撫でてもらうことが大好き
うさぎは頭や体を撫でてもらうことが実は大好き。
撫でてほしいときは飼い主さんに鼻をツンツンと押し当てたり、手の下に頭をグイッと突っ込んで強引に撫でてもらおうとします。
うさぎを優しく撫でてあげると、床にべったりと寝そべり歯をカチカチと鳴らして気持ちいいと伝えてくるのです。気持ち良すぎてそのまま眠ってしまうときもあり、これがまたかわいいのです。
臭いがほとんどしない
うさぎは犬のようにお風呂に入りシャンプーはしませんが、自分で毛づくろいをしているためか体臭は全くと言っていいほどありません。そしてこの毛づくろいをしている仕草がまたかわいいのです。大きな耳を片耳ずつ両手で撫でたり、顔を洗うような仕草は何回見てもかわいいの一言。
排泄物についてもチモシーなどの牧草を主食としているため、うんちからの臭いもほとんどありません。オシッコは少し臭いがありますが、定期的に清掃を行いトイレに消臭シートや消臭砂を入れておけばほとんど気にならないでしょう。
犬や猫のように鳴かない
うさぎには声を出す声帯がないため犬や猫のように鳴いたり、吠えたりすることはありません。しかし怒っているときは「ブッブッ」など低い音を出し、うれしいときなどには「ブーブー」と高い音を鼻から出し感情表現をします。
注意したいのは、同じ「ブーブー」でもトーンによって表現が異なることです。音を発した時の様子や行動によっても喜怒哀楽を表現しています。鳴き声だけではなく行動もよく観察し、ウサギの気持ちを推しはかりましょう。
うさぎは鳴き声がないためマンションでも飼いやすいと言われており、近隣住民とのトラブルなどもほとんどないと言っていいでしょう。
意外と表情が豊か
うさぎは犬や猫のように声を出して鳴くことができず、あまり表情がないように思われますが、実は表情が豊かでさまざまな感情表現します。
とくに怒っているときの表情はわかりやすく、「あっ!怒ってる!」とすぐわかりますよ。その他にもゲージから出しほしいときは、飼い主に表情で訴えてきます。いろいろな表情がありうさぎってこんなに感情表現するんだなと驚かされます。
屋外への散歩が必要ない
うさぎは外へ散歩に連れていく必要がありません。
ちなみに「うさんぽ」という言葉を聞いたことはありませんか?「うさんぽ」とはうさぎにハーネスとリードをつけ、外へお散歩に連れていくことを言います。被捕食者であるうさぎにとって屋外は危険とも隣り合わせとなるため、うさぎによってはストレスを感じることもあるということを心に留めておきましょう。
「うさんぽ」の屋外とは違い、お部屋でお散歩することを「へやんぽ」と言います。ゲージの中でずっと過ごしていると運動不足になるため、毎日お部屋の中でしっかりと運動をさせ、うさぎと一緒に遊んであげましょう。
まとめ
実際にうさぎを飼ってみるといろいろな表情や行動を見ることができ、一緒に暮らす時間が長くなるほど迎え入れたときよりますます可愛くなることでしょう。
とは言っても人間にもさまざまな性格があるように、うさぎにも個体差があり、実際に飼ってみるとうさぎの世話が決して楽ではないことを知る人も多いといいます。
見た目がかわいいから安易に飼ってしまい、「懐かない」や「言うこと聞かない」からという理由で途中で飼育を放棄しないよう、うさぎを迎え入れる前に改めて考えてほしいと思います。
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