うさぎの後ろ姿ってほんと可愛いですね。特にあのふわふわのしっぽ!
犬や猫と違い、短くふわふわで丸いしっぽ。そんなしっぽを観察していると、上や下に動かしていることがあります。
一体うさぎのしっぽには、どんな役割があるのでしょうか?
うさぎのしっぽの役割とは
うさぎのしっぽには2つの役割があると言われています。
コミュニケーションをとる
うさぎには声帯がなく鳴くことができないため、しっぽを使って仲間とコミュニケーションをとっていると言われています。
中でも有名なのが、オスがメスにしっぽ裏側の白い部分をジャンプしながらチラっと見せる仕草です。
これは何だと思いますか?
実は求婚のサインだそうですよ。
危険を知らせる
自然界のうさぎは被捕食者の立場となり、常に危険と隣り合わせの状況です。
野生のうさぎは天敵が襲ってきたときなど、危険を察知するとしっぽをピンと立て、裏側の白い部分を仲間に見せ、自分たちの身に危険が迫っていることを知らせます。
これを見た仲間のうさぎも同じようにしっぽをピンと立て、他の仲間に危険を知らせるようです。
スタンピングの仕草もそうですが、野生のうさぎが生きていく上であの可愛いしっぽには大切な役割があったのです。
しっぽで動きで感情がわかる
しっぽの動きでうさぎの気持ちがわかるんだよ。
しっぽが立っている
嬉しいときや怒っているとき、興奮しているときなどは、しっぽが上を向いていることが多いです。
例えばごはんが食べれるときや、大好きなおやつをもらえるときは、しっぽを上に向けて興奮している様子が伺えます。
しっぽが垂れている
リラックスしている時や寝ているときは、しっぽが垂れ下がっています。
飼い主さんに撫でられているときはぐったりとリラックスし、しっぽも下がっているはずです。
うさぎのしっぽには骨がある
丸くてふわふわしたしっぽをついつい触ってしまうのですが、コリコリした芯のようなものがあります。
実はうさぎのしっぽには骨があるよ。
飼い主さんとは言え、ほとんどのうさぎがしっぽを触れらことを嫌がります。なかにはまったく平気なうさぎがいます。
メスのうさぎであれば、発情期にしっぽのあたりを触られると疑妊娠してしまうことがあるため、あまり触らないほうがいいでしょう。
まとめ
うさぎのしっぽを何気に見ていると可愛いだけですが、そのしっぽにもいろいろな役割があると思うとさらに可愛さが増しますね。
嬉しいときや楽しいとき、おしりとしっぽを振るうさぎもいます。ぜひお家のうさぎのしっぽを観察してみてくださいね。
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